日本のKIKUWAでできること
日本KIKUWAの特徴・強み
- 研究と連携、両立する技術開発の理想的環境
- 高精度・高難度に応える技術者が開発から量産設計までを担う
- 技術提案に直結する社内一貫工程体制
- 開発・提案の起点となる自社一貫体制と知見の蓄積
研究と連携、両立する技術開発の理想的環境
- KIKUWAつくば工場は、研究学園都市である茨城県つくば市に位置しており、技術開発拠点としての役割を担っています。
- つくば市は、首都圏からのアクセスも優れ、つくばエキスプレスで約45分。
- このような知的・物理的インフラの両面を活かし、技術開発や試作、顧客との密な連携を支える立地環境を有しています。
高精度・高難度に応える技術者が開発から量産設計までを担う
- ダイカストの金型設計・製作、生産技術開発、品質管理などを専門とする技術者が在籍し、製品設計段階から最終品質の確保まで、一貫した技術対応を行っています。
- 近年では、東京大学との共同研究により、三次元積層造形や加工レス・高精度ダイカストの開発にも取り組んでおり、学術機関と連携した先進技術の実用化にも力を注いでいます。
技術提案に直結する社内一貫工程体制
- 日本拠点では、アルミおよび亜鉛のダイカストマシンを保有しており、鋳造から加工、金型製作、検査・解析までを一貫して対応できる設備体制を整えています。
- 金型製作においては、3軸・5軸対応の金型用マシニングセンター、ワイヤーカット、放電加工機のほか、3次元CAD/CAMシステムを複数導入し、高精度な金型製作を社内で実現しています。
- 流動解析装置の導入により、鋳造時の不具合予測や成形性のシミュレーションも可能となっており、製品設計・金型設計段階での最適化にも貢献しています。
開発・提案の起点となる自社一貫体制と知見の蓄積
- 日本拠点では、ダイカストを中心とした製造に加え、前後工程の内製化を推進しています。
- これにより、これまで蓄積してきたノウハウや知見を集約し、顧客のニーズに応じた多角的な技術提案が可能となっています。
- 特に、軽量化や強度向上といった製品性能の向上に関する提案に加え、環境対応や省エネルギー化など、社会的要請にも応える開発を推進しています。
保有設備
5t~350tダイカストマシンを保有し、中小物部品を得意としております。
またKIKUWAグループの先端技術開発拠点として難度の高い強度部品や精度部品のお客様と
の共同開発や海外拠点生産アイテム立上げ他をワンストップサービスで提供しています。
日本拠点 保有設備一覧
鋳造関連設備
名称 | 数量 | 備考 | |
---|---|---|---|
アルミ ダイカストマシン | 125~135 TON | 3 | |
250 TON | 2 | スプールレス | |
350 TON | 2 | ||
亜鉛 ダイカストマシン | 5 TON | 1 | |
15 TON | 1 | ||
25 TON | 3 | ||
真空装置 | 4 | ||
ブラスト(ハンガー式) | 2 | ||
ブラスト(タンブラー式) | 4 | ||
バイブロブラスター | 1 | ||
熱処理設備 | 2 |


加工設備
名称 | 数量 | 備考 |
---|---|---|
加工用マシニングセンター | 10 | |
NC旋盤 | 2 | |
リークテスター | 2 |


金型製作・設計設備
名称 | 数量 | 備考 |
---|---|---|
金型製作用マシニングセンター | 3 | 3軸加工(V33 V56) 5軸加工(D500) |
ワイヤーカット | 1 | |
放電加工機 | 1 | |
3次元CAD | 5 | |
3次元CAD・CAM | 1 |


解析装置
名称 | 数量 | 備考 |
---|---|---|
流動解析装置 | 1 | |
赤外線サーモグラフィー | 1 |

検査機器
名称 | 数量 | 備考 |
---|---|---|
三次元測定機(接触プローブ式) | 1 | |
三次元測定機(非接触レーザー式) | 2 | 3D形状測定可 |
デジタルマイクロスコープ | 1 | |
円筒形状測定機 | 1 | |
表面粗さ測定機 | 1 | |
強度試験機 | 2 | |
硬度計 | 1 | |
発光分光分析装置 | 1 | |
X線検査測定機 | 1 |


